仕事で使用する人の場合:任意保険を選ぶ 【自動車保険 解体新書】
誰でも安くなるとは言ってない
最近よく「私の場合これだけ自動車保険料が安くなりました。」というフレーズをテレビの宣伝で見聞きしますね。
任意保険の保険料が安くなると言われれば、「それなら自分も試してみようか!」という気持ちになると思います。
しかし、そういった安さを謳う保険会社でも、誰でも無条件に保険料が安くなる訳ではありませんし、特定の条件下では現在契約中の自動車保険よりも高くなる可能性だってあります。
例えば仕事で自分の車を使う場合などは、契約内容をよく理解した上で適切な条件を指定しなければ、事故を起こした場合に補償を受けられない可能性もあるのです。
車を仕事で使用する人の場合
保険料が安くなると聞けば、見直してみようかなと思うのも当然ですが、実はその保険料が使用目的によって限定されている割引であることを確認しておく必要があります。
このような割引はリスク細分型と呼ばれ、車の使用目的を細分化することで保険料を区別しています。
「通学・通勤」「レジャー・日常」「業務」というカテゴリーに分かれ、その割引の根拠となる考え方は、リスクの高い契約者よりリスクの低い契約者の保険料の負担額を低くするということです。
この保険料割引の体系は、外資系損害保険会社が日本の保険市場へ参入した際に登場しましたが、最近では、日本国内の損害保険会社でもこの保険料体系を適用しています。
保険加入者にとってはメリットがあって良い面もありますが、契約当初は使用目的が「通学・通勤」であったため割安だった保険料を「業務」に変更することで逆に割高になるという可能性もあります。
また、使用目的が変わった場合は、変更手続きをする必要があります。
これを怠ると、補償されない場合もありますので注意してください。
ただし「通学・通勤」「レジャー・日常」「業務」という項目の分け方には、保険会社によって多少の違いがありますので、この部分の保険料の節約をお考えの場合は、各保険会社が定める使用目的の条件を比較しましょう。

